例題 (第1回目)

次の3つのプログラムを実行し,動作を確認せよ。

   例題1 短い文を印刷する例題

HELLO WORLD!」という文字列を印刷しなさい。

 

   例題2 大小判断の例題

2個のデータを比較して, データAの方が小さかったら「A is less than B」と, データBの方が小さかったら「B is less than A」と印刷しなさい。 双方のデータが等しい場合は「B is equal to A」 と印刷しなさい。

 

   例題3 読み書きの例題

キーボードからの入力内容を1行づつ最後まで読み,そのデータを出力しなさい。

 

 課題 (第1回目)

 例題を参考に課題1~4のプログラムを作成せよ。

  

   課題1 偶奇の判定

1. マスク処理について説明せよ。

2. データ領域(DATA番地)にあらかじめ記憶されている10進数のデータが奇数か偶数かを判定し,奇数の場合は「ODD NUMBER」,偶数の場合は「EVEN NUMBER」と印刷するプログラムを作成せよ。なお,10進数のデータが0や負の場合も考慮すること。

 ヒント:データの最下位1ビットが1のときは奇数,0のときは偶数である。

   課題2 月名の判定

データ領域(DATA番地)にあらかじめ記憶されている月のデータ(数値)が1から12のときは「OK」,それ以外のときは「DATA ERROR」と印刷するプログラムを作成せよ。なお,月のデータが0や負の数の場合も考慮すること。

   課題3 8の倍数の判定

1. 分岐命令の際のフラグの状態,及び分岐条件について説明せよ。

2. データ領域 (DATA番地)にあらかじめ記憶されている10進数のデータが8の倍数か否かを判定し, 8の倍数の場合は「MULTIPLE OF 8」,その他の場合は「OTHERS」と印刷するプログラムを作成せよ。なお,10進数のデータが0や負の場合も考慮すること。

 ヒント:データの下位3ビットが0のときは8で割り切れる数である。

   課題4 数値の判定

データ領域(DATA番地)にあらかじめ記憶されている10進数のデータが8で割り切れるか否かを判定し,割り切れる場合は 「 MULTIPLE OF 8 」 ,8で割り切れず4で割り切れる場合は 「 MULTIPLE OF 4 」 ,8でも4でも割り切れない場は偶奇の判定をするプログラムを作成 せよ。 つまり,8でも4でも割り切れない場は偶奇の判定をし,奇数の場合は「ODD NUMBER」,偶数の場合は「EVEN NUMBER」と印刷するプログラムを作成せよ。同時に,0や負の数であった場合の判定も行うこと。