数値解析

授業科目名 数値解析(T660013) 担当教員 伊藤 聡志 (TEL: 028-689-6276)
itohst@is.utsunomiya-u.ac.jp
授業科目区分 専門教育科目(選択) 開講時期 前期
曜日と時限
講義室
金曜 ・ 7−8時限
921教室
対象年次(標準) 2年次
授業方法 講 義 単位数 2単位

教科書

河村哲也「数値計算入門」 サイエンス社

単位取得条件 講義回数の2/3以上出席し,かつ定期試験を受験した者について成績判定を行う
成績評価 定期試験の得点が80点以上が【優】もしくは【秀】、70点以上80点未満が【良】、60点以上で70点未満を【可】とする。60点未満は不合格である。
講義の目的とねらい

この授業では、各種数値解法の基礎となる代表的な数値計算アルゴリズムについて学習する。また、数値計算の際にいつも問題とされる計算誤差について理解を深め、各アルゴリズムでの誤差の推定や精度の向上についてもあわせて学習する。

オフィスアワー 金曜,13:00-13:30,場所:9号棟408室

 アナウンス

・ファイルを開くにはパスワードが必要です.パスワードは講義の中で通知します.

講義回数 内 容(変更の可能性があります) 配布資料(文字をクリック)
第1回() オリエンテーション,数の表現と誤差(1)
第2回() 数の表現と誤差(2),数値計算の誤差
第3回() 連立一次方程式(1) ガウスの消去法
第4回() 連立一次方程式(2) LU分解法,ヤコビ法
第5回() 連立一次方程式(3) ガウス・ザイデル法,SOR法
第6回() 非線形方程式,二分法,ニュートン法
第7回() Aitkenの加速法,非線形連立方程式
第8回() ラグランジュ補間ニュートン補間
第9回() 中間試験
第10回() エルミート補間,スプライン補間
第11回() 数値積分, 台形積分,シンプソンの方法
第12回() 数値積分, ニュートン法, ロンバーグ積分
第13回() 数値積分, ガウス積分
第14回() 常微分方程式(1) オイラー法とルンゲ・クッタ法
第15回 常微分方程式(2) ルンゲ・クッタ法
定期試験()

数値解析は,線形代数や微積分学の知識を多少使用しますが,その解にたどり着くアプローチは,これまで習った数学
とは異なるユニークなものもあります.また,解析的には解けない問題の近似解を得るなど,数値計算の世界を味わっ
て欲しいと思います.

数値計算 Cソースプログラム集