合格CASLUの使用法

本演習用に以下の3機能を有するアプリケーションソフト,合格CASLUが用意されている。

  1. CASLUアセンブラ
  2. COMETUシミュレータ
  3. CASLUデバッガ

使用方法などは,合格CASLUを起動した後にヘルプを参照することにより確認できるため,以下では合格CASLUの基本的な使い方のみを解説する。

   0.起動方法

[スタート]→[プログラム]→[合格CASLU]→[合格CASLU]を選択して,合格CASLUを起動する。

図1起動画面

   1.アセンブラコードの編集

起動直後はエディタが立ち上がっている。新規にアセンブラコードを入力したい場合はこのまま入力をする。既に入力してあるコードの編集を行いたい場合には,ファイルメニューの 開く(O) または,メニュー下部の OPEN ボタンを左クリックした後に該当するファイルを選択する。

   2.CASLUアセンブラ

入力されたアセンブラコードを機械語に変換する処理プログラムをアセンブラと呼ぶ。CASLUで記述さたコードをCOMETU用の機械語(番地付き整形ソース)に変換するには ,実行(R)メニューのアセンブルを選択するか,メニュー下部のASM ボタンを左クリックする。

   3.COMETUシミュレータ

3.1 プログラム全体の実行

CASLUで記述さたコードをCOMETU用の機械語に変換し,実行するには,実行(R)メニューの実行を選択するか,メニュー下部のRUNボタンを左クリックする。実行を行うと ,メッセージウインドウと実行結果ウインドウが開かれる。前者にはフラグの内容等が表示され,後者には実行結果が表示される。さらに,実行結果ウインドウで LABEL ボタンをクリックすることにより各ラベルの内容が表示される。

3.2 デバッガの実行

プログラムの動作確認やデバッグを行うために, 機械語コードを各プログラムステップ毎に実行したり指定した ブレイクポイントまで実行するトレースモードが用意されている。 トレースを行うには,トレース(T)メニューのトレース開始を選択するか, メニュー下部のTRACEボタンを左クリックする。 トレースモードでは,各プログラムステップが行う処理内容が ウインドウの最下部に表示されるので参考にすると良い。

注意

  1. ラベル,命令語,オペランドは全て 大文字 でなければならない。
  2. 合格CASLUでは表示等に日本語を使うこともできるが,1文字で2バイト使用する。
  3. COMETU,CASLUの仕様については[ヘルプ]→[CASL言語Uリファレンス]を参照すること。また,命令コードの一覧表はここを参照してもよい。