1. 書式チェック結果は下記の(1)〜(12)についてです.
チェック漏れなどもありますので,各自の責任で,書式修正版を提出する前に確認してください.
(1)〜(12)までの書式チェック結果がない人はメールで至急連絡してください.
(1) 表紙に必要事項を記入したか?
表紙に必要事項が記入されているか.日付などの情報は正しいか.
(2) 課題の概要を記述したか?
簡潔に正しい日本語で,意味のわかる文章が書かれているか.課題のホームページなどに記載されている「〜せよ」「〜を示せ」といった表現は不適切.
(3) 全体の概要,全加算器についてフローチャートを用いて説明したか?
簡潔に正しい日本語で,意味のわかる文章か.十分な説明がなされているか. データ構造の説明では,課題のプログラムで使用した,定数,型宣言,グローバル変数の全てについて述べられているか.変数などの名前,データ型,何を表すものか について説明する.プログラムの宣言部を貼り付けただけでは不十分である.箇条書きにするなどしてわかりやすくなるように工夫すること.関数の説明では,プログラムに含まれるサブルーチンを書き出し,引数や戻り値,処理の内容について説明すること.特に,演習課題で作成した主要なサブルーチンについては,ローカル変数や内部のアルゴリズムについて詳細に説明すること.ソースリストの余白部分に説明を併記してもよい.全体の概要では,入力と出力の各2進数に対する10進表現も出力する概要になっているか.
(4全体) (4全加算器) フローチャートの書き方は正しいか?
レポートの書き方(http://www.ced.is.utsunomiya-u.ac.jp/lecture/2007/prog/common/flow_guide.pdf)に従って ,正しく書かれているか.線が曲がっている,処理の流れを表す線が箱から離れている,箱の横から入力が入っている,「表示」の記号を間違えている,など基本的な誤りがないか.処理内容の大まかな流れがわかるように,適宜,処理内容を簡単な文章で書くとよい.逆に,1つのフローチャートにプログラムのあまりに詳細な部分までを示すと非常にわかりにくいものになるので避けること.ソースコードそのものを書き込んだフローチャートも不適切.フローチャートの内容は正しいか.全体の概要では,入力と出力の各2進数に対する10進表現も出力する流れになっているか.
(5) main関数のローカル変数の説明を記述したか?(ソースにコメントとして記入してもよい)
ループカウンタなどを除いては,原則として意味のある変数名を使用しているか.グローバル変数には1, 2文字の長さの変数名は使わない.説明が漏れている変数はないか.説明は正しいか.
(6) ソースの書式は見やすいか?
プログラムではインデント(字下げ)を行い,空行や空白を適宜入れて見やすい形に整えているか.ソースリストは,等幅フォント(Courier New, MS ゴシック, など)で記述し,見やすくなるようにインデント幅,フォントサイズ,改行幅などを工夫すること.また,ソースリストに行番号をつけておくと,修正指示などが分かりやすくなりよい.
(7) ソースに説明用コメントを入れているか?
適宜,コメントなどを入れ,分かりやすいプログラムを書いているか.十分な説明が簡潔に正しい日本語でなされているか.最低でもサブルーチン単位でのコメントをつけること.入力と出力の各2進数に対する10進表現も出力するするようにプログラムを作っているか.
(8) 複数(3組以上)の入力例に対する実行結果とその説明を記述したか?
実行結果として,3組以上の入力に対して,出力が正しいかどうかを確認すること. プログラムの実行結果を記載するとともに,その結果が何をテストしたものであるか,また,その結果から何がわかるかを文章で説明すること.入力値によって出力が異なるプログラムの場合,境界値を入力するなどしてテストを行い,意図したとおりに動作していることを確認し,示すこと.
(9考察課題1) (9考察課題2) (9考察課題3)記述したか?
考察内容は正しいか.考察課題に対する解答について,十分な説明が簡潔に正しい日本語でなされているか.文章表現(ですます調,〜思う)は不適切.なお,今回の考察課題については,「うまく」動作するようにプログラムを工夫せよという意味ではありません.
(10) 参考文献を記述したか?(必ず1つ以上記述する) 参考文献の書式は正しいか?
演習課題や考察課題を解く際に参考にした書籍やURLを,レポートの最後にまとめて記載したか.必ず1つ以上,記すこと.授業のURLは記載しないでよい.書式は正しいか.書籍の場合,「著者名」,「書名」,「ページ番号」,「出版社」,「発行年」の順に記載するのが一般的である.
(11) 図番号とタイトルをつけたか?すべての図表を本文中で参照しているか?
記載した図,表には必ず,それぞれ通し番号番号とタイトルを付ける.図の番号とタイトルは図の下に,表の番号とタイトルは表の上に書くのが一般的である.また,単に図表を記載するだけでなく,必ず,本文中でその図表を参照し,その内容について説明すること.ソースリストも,ソースの冒頭に通し番号とタイトルをつけ,本文中で参照すること.
(12) ページ番号をつけたか?
レポートのページ下部中央に,必ずページ番号を入れること.
2.
書式不備として,
フローチャート,実行結果,考察課題などが未記入の場合,
このままでは受理できず,不合格にります.
なお,書式修正時に内容の大幅な加筆・改変があった場合は,
レポート提出期限からの遅延レポートとして扱い,減点の対象となります.
3. 書式修正版で,以下が未記入の場合は不合格になります.
・入力と出力の各2進数に対する10進表現も出力するようにプログラムを作ること.
・実行結果として,3組以上の入力に対して,出力が正しいかどうかを確認すること.
4. 部分的でもコピーと思われる箇所がある場合は,
コピー先,コピー元の両者の単位は保証しません.
数名,書式不備の時点で指摘した学生もいますが,書式不備で指摘がなくても,
成績判定時に再度詳細にチェックし,そのようなレポートが見つかった場合は,不正行為とみなします.