2005年度 前期
プログラミング演習III
担当:馬場・大津・熊谷・長谷川(ま)・外山・月川
TA: 岩田・川端・鈴木(博)・平山・吉田・三木・阿久津・海老澤・鈴木(剣)
この演習では,プログラミング演習I,IIで学んだC言語のプログラミング技術
を前提として,その拡張言語であるC++言語を用いて,オブジェクト指向の概
念と技術を学ぶことで,より高度なプログラミング技術の習得を目的としている.
各課題のテーマについて,最初に説明を行なった後,プログラム作成演習を行
う.各課題の進捗状況について,適宜,教員やTAがチェックを行う場合がある.
課題終了後,レポートを作成し,テーマが終了した次の週までに提出する.レ
ポートの内容に不備がある場合には,再レポートの提出が課される.
| |
日程 |
課題 |
内容 |
レポート 提出〆切 |
レポート 修正〆切 |
担当 |
| 第1回 |
4/15 |
ガイダンス
C++言語課題(初級編) |
演習の全体説明
C++言語の概要
| - |
- |
全担当者
外山 |
| 第2回〜第4回 |
4/22, 5/6, 5/13 |
C++言語課題(初級編) |
C言語との違い
クラスとオブジェクト
メンバ関数(メソッド),隠蔽
|
5/20(金) |
5/30(月) |
外山 |
| 第5回〜第7回 |
5/20, 5/27, 6/3 |
C++言語課題(中級編) |
演算子の多重定義
iostream
|
6/10(金) |
6/20(月) |
長谷川(ま) |
| 第8回〜第10回 |
6/10, 6/17, 6/24 |
C++言語課題(上級編) |
多態,仮想関数
継承とクラス階層
|
7/1(金) |
7/12(火) |
熊谷 |
| 第11回〜第13回 |
7/1, 7/8, 7/15 |
C++言語課題(応用編) |
クラス設計
テンプレート,STL
|
7/22(金) |
8/1(月) |
大津 |
| 第14回 |
7/22 |
まとめ |
演習のまとめ
授業アンケート
|
- |
- |
大津 |
初級編では、C言語との違い、クラスとオブジェクト,メンバ関数(メソッド),
隠蔽について学習する.
中級編では演算子の多重定義などを学び簡単なクラスライブラリを作成する.
上級編では多態,仮想関数,継承とクラス階層などを学習し,最後に応用編に
てクラス設計について学びつつ,総仕上げのプログラムを作成する.
また,テンプレート機能やSTLなどについても取り扱う予定である.
※ 熊谷先生担当の「C++言語課題(上級編)」の「書式不備の返却日」と「書式
修正期限」は月曜日ではなく火曜日となるので注意。
病気やケガ,忌引など,正当な理由があってやむをえず欠席する場合には,
必ず担当者に連絡すること.
補講などについて担当者から指示される.
(連絡先はここを参照すること)
遅刻やレポート提出の遅れは,成績評価の際に減点の対象となる.
20分以上の遅刻は欠席として扱われるので注意すること.
また,無断欠席した場合,単位の保証はしない.
単位取得のためには,全回出席すること,および,授業中に課せられたすべて
のレポートが受理されることが必要である.正当な理由があって欠席した場合
は,別途考慮する.前記の条件を満たした者に対し,レポート内容,レポート
提出状況,授業態度等を総合して評価を行う.
- 計算機使用上の注意
- 教育用計算機室のPCを使用するときは,PC上に学生証を提示すること.
- コンピュータの使用を終了したら,必ずログオフをすること.
ログインをしたままにすると,個人情報を窃用される等,
不利を被るおそれがあるので十分に注意すること.
- 計算機および周辺機器について,故障や不具合を発見した場合には,
直ちに担当者に報告すること.
- ネットワーク実験室(1)での飲食,喫煙は厳禁.
- 演習時間中は,演習内容に専念すること.
- 他の演習,講義で優先される時間帯を除き,開放時間帯で演習室の使用を認める.
- 不要な用紙などを放置しないよう注意すること.
- プログラム等をプリンタに出力する場合には,
自分のものであることが判別できるように工夫をすること.
また,なかなか自分のプリントが出力されないからといって,
むやみに出力命令を繰り返し実行しないこと.
- バックアップ
一度消去したファイルは通常復元することができない.
バックアップ用のフォルダを作成し,適当な段階でソースを保存しておく.
計算機システムの故障等の事態に備え,ソースはフロッピーディスクやUSBメ
モリキー等にも退避させておく方が安全である.
誤ってプログラムを消去したなどの理由ではレポート提出期限の延長は認めない.
- その他
他人のプログラムを参考にしたり,意見交換しながら作業を進めることは奨励
するが,他人のソースコードをコピーして使用した疑いのある場合,オリジナ
ルの作成者を含め単位は保証しない.
レポートについても同様に,他人のコピーの疑いがある場合の単位は保証しない.
こういうことが起こらないように,
各自の責任で,ファイルやフォルダのセキュリティを適切に設定し,
ファイル等の管理をしっかり行なうこと.
演習室 028-689-6295 または 細島技官室 028-689-6278
|
教員名 |
電話番号 |
e-mailアドレス
*
|
|
大津 |
028-689-6284 |
kim |
|
熊谷 |
028-689-6257 |
kmg |
|
長谷川(ま) |
028-689-6297 |
madoka |
|
外山 |
028-689-6271 |
fubito |
|
月川 |
028-689-6269 |
tsuki |
|
馬場 |
028-689-6254 |
baba |
*
e-mailアドレスは,後ろに "@is.utsunomiya-u.ac.jp" を付けること.
本演習では以下に挙げる本を教科書として使用するので、各自で入手しておくこと。
- "独習C++"
ハーバート・シルト(著),トップスタジオ,神林 靖
翔泳社
ISBN: 4798103187
3,360円(税込)
Last modified: Mon Apr 11 11:09:44 2005